第25回冬季五輪ミラノ・コルティナ大会は、イタリア北部ベローナにある古代ローマ時代の円形闘技場で閉会式が行われ、熱戦の幕を下ろした。
選手121人の日本選手団は、金5、銀7、銅12の計24個のメダルを獲得し、冬季のメダル総数で前回北京大会の18個を超え、1大会での最多を更新した。
しかし、華々しく脚光を浴びる選手の陰で、出番がなかった選手もいた。
中でも、カーリング女子のリザーブ(控え選手)として登録されていた小林未奈選手は、1次リーグの最終戦となるスイス戦で起用されるところだったが、起用が見送られた。
また、スピードスケート女子の稲川くるみ選手は、唯一の種目500mの4番手としての初代表だったが出番はなかった。
現実は容赦なく突きつけられるが、2人の心の聖火が消えることなく燃え続け、4年後にスポットライトが当たることを祈る。
もし、表舞台から去ったとしても、悔しさを押し殺し、最善の準備をして待つことができた2人には、もっとふさわしい舞台が準備されていることを信じたい。
私たちの仕事も同じだ。
日が当たらないことを悔やむだけでは、いつまでたっても日は当たらない。
目的に向かって準備を重ねるしかない。(リュウ)
Instagramで相談員コラムを連載中です。
