おおいたジョブステーション(おおいた産業人財センター)
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2025.11.26
相談員コラム22【同窓生の安心感】

 関西支部の同窓会に出席した。
 
同窓会の本部役員を務めているので、全国の支部の会合に出席する。
 
関西支部には卒業したばかりの同窓生が出席していて、とても嬉しく思った。
 
 彼の近況報告を聞いていると、人事に配属されていると言う。
 
皆から「工学系で、しかも卒業間もないのに、なぜ人事なのか」という質問が集まった。
 
彼は、母校の学生に加えて同じ系統の学校の学生も確保するために配属されたのだと説明した。
 
 これは、人手不足とは言うものの、優秀な学生を確実に採用したいという企業の戦略だと考える。
 
 私も人事部門に在籍したことがある。
 
当時は採用担当ではなかったが、知人に依頼されて預かった履歴書を、中途採用に図って欲しいと部長に何度もお願いした経験がある。
 
 そのとき部長は、履歴書にある学校の卒業生は社内の誰かを検索した。

そして、社内にいる同じ学校の卒業生の評価が高ければ、次のステップに進もうと言ってくれた。
 
先輩の評価はとても大切で、後輩の採用に影響するのだと教えてくれた。
 
 学校を見ない企業もあるが、先輩の実績が後輩の採用に影響を与える会社もあるということと、先輩が後輩に与える安心感は大きいということを忘れないで欲しい。(リュウ)

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