日本維新の会の藤田文武共同代表が、自身の公設第1秘書が代表を務める会社にビラなどを発注していたことが公金環流ではないかという疑惑が報道され、会見を開いた。
政治的な部分は専門家にお任せするとして、この中で気になる部分があった。
それは、「デザイン業務なめすぎですね」、「無形の付加価値を提供している業者さんを、バカにしすぎた議論だと思います」というところだ。
これは、デザインという仕事は大切で、付加価値が高い仕事だと解釈したい。
仕事をする上でデザインがとても大切なことは、私の仕事人生の中でも実感することが多かった。
公務でも民間でも、プレゼンはもちろん、印刷物や建物、調度品など多岐に渡り絵心や文字のチカラが評価を高めることが多かった。
パソコンが普及しても、手書きのオリジナリティや力強さが評価されることもあった。
一方で、デザインを学んだ学生も既卒者も就活の相談に来られるが、なかなか希望通りに就職できない。
今回のことをきっかけに、デザインの大切さが大いに議論され、デザインを学んだ学生やデザインセンスを持ち合わせた者に光が当たることを望む。
例えば、公務でもデザインの専門職を採用してはどうだろうか。(リュウ)
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