今回のノーベル賞は、大阪大学特任教授の坂口志文氏が生理学・医学賞を、京都大学特別教授の北川進氏が化学賞を受賞した。
ノーベル賞を受賞する人から学ぶべきことは、いくつもある。
坂口志文さんの座右の銘は「一つ一つ」。
これは、一つ一つの課題を丁寧に取り組む姿勢を示しているという。
これは、私たちが仕事をする上でも大切なことで、取り組むべきことだ。
また、坂口さんの好きな言葉は「運鈍根」。
これは、幸運、鈍重、根気を意味する。この中の幸運は、北川さんの言葉にも共通点がある。
北川さんは、細菌学者ルイ・パスツールの名言「幸運は準備された心に宿る」をとりあげ、いい先生に恵まれ、いい友達と付き合うように、自分のいろいろな経験を大切にしておくと、将来花開く可能性があると話している。
つまり、幸運は準備している人に訪れるということだ。
私は、「同級生は価値観が近いので大切にしてください」と必ずアドバイスをしている。
また、北川進さんの座右の銘は「勁草(けいそう)」だと言う。
花は強風に飛び散ってしまうが、雑草は強風になびいても元に戻るということだ。
私たちも雑草のように強風に負けず生きていけば、「幸せだ」と言える日がくる。(リュウ)
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