40年ぶりに再会した同僚と飲んだ。
懐かしい歌も歌った。
私が卒業して最初の職場で出会った方たちだ。皆の『会いたい』という気持ちが一致して再会が現実のものとなった。
それぞれの思いを胸に試験を受けて入ってきた人もいれば、転勤で異動してきた人もいる。
定年まで勤めて再雇用した人もいれば、わずか数年で辞めた人もいる。
私も後者の1人で、5年ほどで転職した。ほんの数年間の仕事仲間でも、良い人間関係が形成できていたから、40年経っても会うことが実現する。
40年分の話しをすると、それぞれの苦労と幸せが伝わってきた。
結論は、こうして元気で再会できたことが幸せだということで一致して、他にも会いたい人がいるねということになった。
そんな古い知人に会って何が嬉しいのだろうと、理解できない人も少なくないだろう。
なぜ嬉しいか、それは当時、苦労しながら一生懸命に仕事をしていた同僚だからだ。
1人だと断片的な思い出も、同じ時代を生きた仲間が集まれば、ジクソーパズルのようにつながっていく。
皆さんも、再会を喜びあえるような職場の人間関係を作ることをお勧めする。
なぜなら、一度しかない人生を楽しむエネルギーとなり得るからだ。(リュウ)
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